デジタルコシカワールド

幕張から「すこしだけ笑える」をテーマに毎日がエブリデイ

連続小説【木村光大】~Another Sky~Episode.2【その男日下部】

      2015/10/24

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これまでのお話
連続小説【木村光大】 オッス!オラニート!WORK WORKすんぞ!!
連続小説【木村光大】 ~Another Sky~Episode.1【古の記憶】

 

虫は蝶になる。幼虫は成虫になる。

ワカシがイナダになり、そこからワラサからブリになるように。

男は漢になる!!!

これは一人の青年・・・いや少年が大人になるまでの物語である。

破壊

キムラ「そ・・・そもそもお前は誰で?なんなんでぇ!?」

日下部哲也

日下部「いちいち説明するのも面倒だ・・・てめぇで勝手に想像しろ・・・といいてェが・・・いいだろう。お前の知らないお前。もう一人のお前について話してやる。」

キムラ「もう一人の・・・俺??」

日下部は木村の知らないもう一人の木村の話を始めた。

村

某山奥の村「木村」

村唯一の少年木村「俺は・・・。この村を出ていく・・・。」

中学生時代から既に大人山瀬「!?!?・・・正気なのか・・・?」

キムラ「あぁ・・・本気だ・・・。この村には目ぼしい女(雌)はいねぇ!ここにいちゃぁ、俺はいつまでたっても大人にはなれねぇ!!」

山瀬「わかっているのか・・・?この村で生まれた人間は大人になるまで外の世界には出られねぇ・・・もし出ようとするものなら・・・」

キムラ「・・・。村長の日下部を叩く・・・ッ!!!」

山瀬「・・・!!正気なのか・・・日下部さんを・・・!?そもそもキムラの実力で可能なのか?」

キムラ「大丈夫だ・・・俺は、奴の“弱み”を握っている。」

~その夜~

夜

“木村”で最も位の高い大人日下部「・・・。」

「気がつかないとでも思っているのか?青臭い臭いがぷんぷんするぞ・・・!!ガキはもう寝る時間だぁぁ!!!」

キムラ「ふっふっふ・・・」

日下部「何が・・・おかしい?」

キムラ「なぁ日下部さんよぉ・・・“Dの血族”って知っているか?」

スカイツリー日下部「!!!!!!!!」

「“Dの血族”・・・なぜ貴様がそれを知っている・・・?」

キムラ「前々からおかしいと思っていた・・・。」

「俺はイケ面だし。経済力もあるし。実はもてるし。なのに・・・なぜか大人にはなれない。答えは簡単だ・・・。」

「俺も“Dの血族”だから…そうだろう?」

日下部「・・・・・・・」

キムラ「そしてあんたも…そうなんだろ村長?いや・・・父さん・・・。」

山瀬「父さん!!!???」

D・日下部「立派になった・・・本当に立派になったな息子よ・・・わしの息子より本当に立派だ。」

キムラ「父さん・・・感動のシーンに下世話な話題はホールアウトボーイだよ。そんなことより聴きたいことがあるんだ。」

日下部「なんだ?」

キムラ「なんで父さんは“Dの血族”なのに僕を生む事ができたんだ?」

山瀬「 (確かに・・・Dの血族は生涯を通して独り身・・・) 」

日下部「息子よ・・・知りたいか?知りたければ外の世界へ行け・・・。そこにお前の知りたいものがある・・・。」

キムラ「!!!」

日下部「ゆけ!!!わが息子よ!!そして本物の大人になって戻ってくるのだ!!!」

~翌朝・村の玄関口~

出口

山瀬「木村、旅に出るって、あてはあるのか?一体どこを目指す?」

キムラ「・・・東」

山瀬「!!!!!!」

「東の国・・・。金と性欲のスパイラルシティ・・・ギャル男に支配された要塞都市・・・東京ッッ」

ディスコ

続く!!!

~次回予告~

次々と現れる刺客たち

おびただしい数の雌

その街に住む「D」が受ける過酷な仕打ちとは?

次回

「いつか必ず死ぬ~メメント・モリ~」
連続小説【木村光大】Another Sky~Episode.3【いつか必ず死ぬ~メメント・モリ~】

 - 木村, 連続小説