デジタルコシカワールド

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連続小説【木村光大】 ~Another Sky~Episode.1【古の記憶】

      2015/10/24

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らすじ。ある所に1人のニートがいてだな。それはもう1年半も前のことでだな(2014/02/19)

これまでのお話
連続小説【木村光大】 オッス!オラニート!WORK WORKすんぞ!!

過去

 

あれから1年5ヶ月の月日が経った。あの頃とは何もかもが変わっていた。

当時ニートで自信を感じられなかった表情は精気を取り戻し、瞳は未来を見据え煌々と輝き、うつむきすぎて曲がった背中は天に向かって真っ直ぐと伸びていた。

たった1つ変わらないのは胸の奥に秘められた・・・。

寒空の下健気に彼女を待つ年上の彼氏

キムラ「あいつ・・・元気かな」

連続小説【木村光大】~Another Sky~

Episode.1【古の記憶】

ナレーション「場所は亀有!!!暦は2015年7月!!!1人の男の物語・・・」

女性

??「・・・て・・・」

??「た・・・て・・・」

??「たすけて・・・!!!」

AM7:00
時計_閏秒

ジリリリリリリリリ・・・

キムラ「ん・・・朝・・・。夢か・・・。」

今日も1日が始まる。俺の朝は1杯のコーヒーと1本のバナナから始まる。

キムラ「もうこんな時間か!急がなくっちゃ!」

仕事が始まる。今の職場は1年ぐらい前から働いている。まだまだ新人だけど、仕事は目標ももてるし何より楽しい。毎日充実している。

オンナ「木村!おはよう!」
キムラ「オンナ!おはよう」

こいつは・・・。俺の恋人だ。彼女とは学生時代からの付き合いで、職場も同じだ。オンナには毎日元気をもらっている。

キムラ「しかし・・・今日の夢・・・。」

女性

??「助けて・・・!!」

キムラ「(確かにはっきり聴こえた・・・。どこか懐かしい・・・。聞き覚えのある声・・・。あれは・・・。本当に夢だったのかな・・・?)」

オンナ「木村どうしたの?今日はずーっとぼーっとしているよ?」
キムラ「あぁ?いや・・・なんでもない、今日・・・さ、変な夢を見て。」
オンナ「夢?それってどんな?」
キムラ「あぁ、夢の中で聞き覚えのある声が俺を呼んでいるんだ、「助けて」って」
オンナ「ふーん、変な夢・・・。」
キムラ「うん・・・でもどこかで聞き覚えのある声なんだよな~」
オンナ「・・・もしかしてなんだけどさ」

??「キャーー!!!!」

キムラ「何だ?外からだ・・・!」
オンナ「あ、待って!その夢だけどもしか・・・」

木村はオンナの話の途中で席を立ち、悲鳴の聴こえた方へ夢中で走った。妙な胸騒ぎがする。直感が告げている「朝見た夢の答えが知りたければ行け」と。

しかし

その先で待っていたのは、今までの短い人生経験では測り知ることのできない現実

彼の短い人生はここで終わる。

怪物

怪物「★▼%○★▼%○★▼%○★▼%○★▼%○!!!」

はずだった。

キムラ「!?」「怪・・・物・・・?」

木村は目の前にいる「それ」を形容する言葉を「怪物」の他に持ち合わせていなかった。怪物なんて存在するはずが無い。目の前にいる「それ」が怪物なんて空想上の生き物なわけがない。だがそれは幼い頃、絵本で見かけた怪物そのものだった。だから木村は「それ」を「怪物」と呼んだ。

目の前の怪物は触手のような手足で周囲の建物や人々を破壊した。

通行人A「キャー!」
通行人B「うわぁぁー!」
通行人C「助けてー!」

オンナ「木村君!?だいじょう・・・なに・・・あれ・・・?」
キムラ「オンナ!?よせ・・・くるな!逃げろーーーーー!!!!」

木村を追いかけてきたオンナは不運にも「怪物」の直線状に立ち止まってしまった。「怪物」の目にはオンナしか映っていないように見えた。そしてその太い前足を空高くまでめいっぱい伸ばした後、オンナに向かい力いっぱい振り下す。

キムラ「やめろぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!」

??「諦めるな!!!」

キムラ「え!?(夢の・・・声!?)」

チュドォォォォォォン!!!!!!!!!!!

爆発

目の前に広がる光景は幻か?それとも悪夢か?木村は目の前で起こる現実とは思えない出来事の連続。人生の衝撃ランキング1位だった「怪物」との遭遇も、たった5秒後のこの瞬間に記録は塗り替えられるのだ。声が聴こえた次の瞬間、怪物は目の前で木っ端微塵に吹き飛び粉塵と化した。

キムラ「!?」「爆発・・・この爆発・・・俺は知っている・・・??」「だ・・・誰・・・?」

日下部哲也

日下部「待たせたな」

キムラ「!?」

クサカベ「夢の世界から・・・迎えに戻ったぜ!!!」

キムラ「(あの夢の女の声はなんだった!?)」

クサカベ「俺の名前は」

キムラ「(あのかわい子ちゃんは!?)」

クサカベ「日下部」

キムラ「(出てこないの!?)」

クサカベ「お前は忘れているが」

キムラ「(どこかにいるの!?)」

クサカベ「古の時代からの仲間だ!」

キムラ「(そもそもこいつはあの子と繋がりがあるのか!?)」

クサカベ「ある約束を果たすためお前の」

キムラ「(そうか・・・お兄さん!)」

クサカベ「元に戻った」

キムラ「(この後に紹介される展開!)」

クサカベ「さぁ準備しろ」

キムラ「(ほらそろそろだ!カウントダウン!3、2、1・・・)」

クサカベ「うるせぇぇ!!!黙れ!!!うせろ!!!あれは私だ!!!!○ね!!!!!!」

キムラ「!?」

クサカベ「とっとと準備しな!女抱くよりよっぽどいい経験させてやるよ」

青年は「怪物」として生きる。

Episode.2【その男日下部】に続く・・・。

 - 木村, 連続小説